PHIMEANAKAS。かの有名なアンコール遺跡群の一つ。
「天上の宮殿」あるいは「空中楼閣」




6月26日

先週金曜、秋篠宮ご夫妻にお会いしました。 少しだけ、ご両人とお話も致しました。

まあ色々思ったことは沢山ありますが、まずは「宮様も大変ねぇ・・・」が第一でしょうか。別に会いたくもない人と会わなきゃいけないし、嫌な顔もせず微笑みつつお話傾聴という態度は崩せないし、少しでも高ぶったりしてると思われてはいけないし、分秒刻みで動かなきゃいけないし、本当にリラックスできるのはいつ? 

紀子さまの洋服もシンプルなスーツだし、指輪もシンプルで、バッグもシンプルで、上等なのはよく分かりますが、考えたら好きな格好も実は簡単には出来ないってことよね・・・。 未だ世はブランドに振り回されているようですが、日本の皇室の方は、幾ら好きでもお金があってもブルガリやらエルメスやら、公的な場では付けられないのだ! (多分。そうでしょ?)と気が付いたわけです。 で、あの方々が公的でない場、というか、人目にさらされない場にいる時間って、物凄く少ないような気がするんですけど。もしかして、スリッパ(つーか、室内履き)はエトロとか、せめてそんなんだったりして。でもそれでさえ宮内庁の方々がおとめしたりして。

日本の芸能人とか、まあXX省の方々とか、の方が好きなもの買ってピカピカケバケバよね。 凡人である幸せ?

故ダイアナ妃のことを考えても(あの人はそれでも伯爵令嬢だったな)、ああいう生活をするには子供の頃からそういう育てられ方をしてなきゃ駄目よねー、と改めて思ったことでありました。良し悪しは別として。

女の子はお金を使って育てなさい、という人がいたけれど。 お嫁に行った先がお金持ちだと、舞いあがったり、逆に萎縮したりして困るからだって。 ま、お金持ちに嫁がなければ良い話なのだが、というか、お金持ちと結婚できなかったら単なる浪費家のヨメになるだけ、というリスクもありますがね。

だから、玉の輿を狙う方々、心してくださいね。 相手に見合った自分でないと、「財産狙い」なんて言われちゃいますよ。 相手がどーしよーもない成金だったらそれでも、ま、いーか。

あ、カンボジアで病院に関する法が改正(改悪)されて、カンボジア人がオーナーで、ベッド数が20床以上あり、スタッフの少なくとも8割がカンボジア人でなければ病院として認可されない、ということになりました。 そんなあ。

SOS,NAGA,RAFFLES,その他色々(60以上)の病院及び診療所は、殆ど駄目ってことじゃないか。一応その辺りが設備が整って、それなりの治療が受けられると考えられる病院なんですが、閉められたら困るう。 カンボジア人医師や看護婦にもっとチャンス(就職のね)をってことらしいんだけど・・・。だからって、すぐ私達外国人がその辺の設備も整わず、衛生面でも不安があり、言葉も通じない診療所に行くと思っているのか、厚生省。

保険やらでカバーがされてる人なら、そのままバンコクかシンガポールへ行きますわい。 

ま、この件似関しては各国大使館の幾つかからも抗議が出そうだし(オーストラリアは既に出した)、他の話みたいに尻切れとんぼに終わるかも。終わって欲しいざんす。

まったくもお。クメールルージュ残党の裁判に関する法律とかはいつまでも成立しないくせに、こんな下らないことばっかり、さっさと決めちゃってさ。



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