Vardar, diary in Macedonia

VARDAR
Skopjeを流れる河

2004年5月4日

風薫る5月ですねえ

昨日までこれは初夏！って天気でした

けど今日は曇りで、肌寒ーい。　今週半ばにはまた15度程度の気温になるとか

上がったり下がったりしてないで、常に日中20度以上をキープして欲しいものです。

大統領選挙の後は、対立候補が「ズルがあった！」とか騒いだようですけど

一応それは言っておかなきゃ損、程度の発言で

あとは落ち着いたものです。

って言ってたら、新大統領とは直接関係なさそうだけど

マケドニア政府がらみのスキャンダル。

2002年の3月に、警官がパキスタンとインドの「経済（不法）移民」を7人殺しちゃった

世界に向かって「マケドニアは対テロを頑張ってやってますよぉ」とアピールする政治的意図の為

だったってんで、今パキスタン側が補償しろ！って言ってます。

その前にアルバニアゲリラとドンパチやったこともあり、イスラムテロに対して神経質になっていたにしろ

小国マケドニアだって、頑張ってやってるんですよ、世界の皆さん

なんて胸張って発言したかったにしろ

裁判無し、テロリストかどうかも不明の民間人をさっさと殺害

すごいわ。

国として未熟よねえ。

じゃあどの国が成熟してるんだ

と聞かれると困りますが。

あっ話は変わって

マーケットにイチゴ登場ー！

日本のと違って粒の大きさも色々、味は酸っぱめですが

自然のイチゴ

って感じでなかなかっすよ。

１ｋｇで１００ディナール（約２００円）

結構綺麗だから写真撮ろ！と思ってた午後に

ウチのモン約２名が完食。　１ｋｇのイチゴだぞ！　ひー。

またマーケット行って買ってきます・・・。

マーケットもなんだか野菜が増えて（モノよりも量が増えた感じ）活き活きしてまっせ。

売ってる人達も、もう寒くないから、楽になったんでしょう。

ナッツやオリーブを売ってるおじさん、フランス語が流暢なので何故？　と聞いたら

スイスに住んでた

パン屋で英語が流暢
肉屋で英語が流暢
洗車屋でドイツ語が流暢

って人も沢山いる、この国。

やっぱ英語（か他の言葉）が出来るってだけじゃ駄目なんすよー、世界的には。

英語教室もいいけどさあ、もっと先に勉強することがあるだろー、日本人。

またまた話は変わって

マケドニアでも花粉症再発？

ドイツに居たときほどひどくないけれど、なにやら飛んでいる気配。

気圧の変化も激しいので偏頭痛も来ちゃうし

治るかもしんない？

ってことで

鍼治療に挑戦です。

故チトー大統領も治療したって先生で

でも大丈夫かなあ

自信満々（すぎ）なんだけど

まあ、それで悪くなるってことはないだろうし

今日の夕方初挑戦。

マケドニアで鍼治療

報告を待て。

ぺシャワール会ものぞいてみてください。アフガニスタン難民を助けています。月に2000円で、お腹が一杯になるんです。

とはいえ、なんだか途上国への援助って、もうやめたら・・・と思い出しているわたくし。　カンボジアも、アフガニスタンも。　貧者を見殺しにするのか？　という声もありますが、なんだか脱力しちゃいますがな、その「援助」がどこに流れていくかと見聞きすると。　実際に役に立つモノは送っても政府が喜ばず、歓迎されるのはどうにでも途中でごまかせる援助金とか、大型プロジェクト、とかそんなんばっか。　

援助されて当然って顔するな！　自分で立て！　働け！　ベンツなんか乗ってるな！　ってよく思うんですけどね。