VARDAR
Skopjeを流れる河


2004年1月3日

あけましておめでとうございます

みなさまどんな新年を迎えられましたかな?

私はデュッセルドルフそばに住む友人の家での年末年始でございました。

熱帯で迎える新年よりやっぱり新年らしい(寒いから)のですが

大晦日の花火。 

これになじめない私はやっぱり日本人ー。 としみじみ思うのでございます。

いいんだけどさ。 シャンペン片手に花火を見る(そしてロケット花火をうつ)真夜中。 花火は夏のもんだろ。

でも「行く年来る年」の方がぴったりよね。

別に熱心に見るわけではありませんが、新年を迎える時間のバックグラウンドとして一番馴染みがあるってことですわ。

日本を離れて10年ですが、こういうのって、いつまでも引きずっちゃうんでしょうなあ。 

マケドニアでイライラするのも私が「日本人」だからよね。

年末のHPで書いた、家具屋を「脅した」話。

顛末は

全部の家具は、来なかった。

一部だけ。 一部だけでも運んで誠意(?)を見せたってことですか。

今月10日過ぎにまたマケドニアに舞い戻りますが

どれだけ何が揃っていることか? 大家さんは「あなたが帰るまでには全部揃ってる」って言ったけど

入居前にもそう言ってたでしょ? 2ヶ月前に。

さて、どれだけモノが揃っておるか、賭けが出来る状況でございます。

ああ新年早々またくだらないことを書いてしまいましたわね。

2004年はもう少しおだやかーな気分で過ごしたいものでございます。

皆様もよい1年をお過ごしになりますよう。






ぺシャワール会ものぞいてみてください。アフガニスタン難民を助けています。月に2000円で、お腹が一杯になるんです。

とはいえ、なんだか途上国への援助って、もうやめたら・・・と思い出しているわたくし。 カンボジアも、アフガニスタンも。 貧者を見殺しにするのか? という声もありますが、なんだか脱力しちゃいますがな、その「援助」がどこに流れていくかと見聞きすると。 実際に役に立つモノは送っても政府が喜ばず、歓迎されるのはどうにでも途中でごまかせる援助金とか、大型プロジェクト、とかそんなんばっか。 

援助されて当然って顔するな! 自分で立て! 働け! ベンツなんか乗ってるな! ってよく思うんですけどね。

マケドニアは、やっぱりヨーロッパなんだなって感じます。 基本的に、みんな働く(でもノロイということが発覚した)。 共産圏瓦解のショック(とユーゴスラビア解体のショック)からの立ち直りが未だ必要ではありますが、一部アジアやアフリカの貧困とは一線を明らかに画しております。 それでも汚職はやっぱりあるようですがね。




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