VARDAR
Skopjeを流れる河
2003年10月1日
連続小春日和 継続中
ありがたやありがたや。
夜は冷えますが、日中は24度程度まで上がります。 素晴らしい。 これがずっと続いて欲しいものです。 週末は30度まで行くとか? どっかに出かけないと損な気分になりますな。
しかしですね。 静かなんですわ、マケドニア。
西のアルバニア国境に近いTETOVOで銃撃があったとかの話はありますが
静かなスコピエ。
あっ、フォードの店が焼けた。 車のフォードね。
展示車も丸焼けで、ん億の被害、でも日曜の昼間だったので、死傷者は無し(平日だったらすぐ気がついて丸焼けにはならなかったでしょうね)。 これもテロとか、泥棒とかじゃなくて漏電事故らしく。 古い建物だとそういうことが結構あるんですな。 むむむ。 泥棒強盗はいなくても漏電はある。 気をつけなければ。
それくらいっすか?
車の事故はよく見ますけどね。 まあ、マイナーな衝突事故とか。
みんな荒っぽいから、運転。 バスもかなりアグレッシブに走る。 信号青に変わってすぐ走らないとクラクションの嵐。 車線変更、割り込みOK。
でもプノンペンに比べたらマトモだもんね。 いきなりこちらに向かって逆行してくる車もバイクもないし。 まあそう言うと
「カンボジア(なんか)と比べないで」と反応されますが。 スコピエ市内の道が悪いから4駆の方がいいですよ、ってあなた
悪いのレベルが違います。
道の真ん中に穴があいて、そこに溜まった雨水に首まで浸かって子供が遊んでる、なんてこたぁないでしょ、スコピエで。 ちょっとホラーな風景。 道からいきなり突出している、子供の首。
しかし。 歩道を逆行するツワモノドライバーを見た。 二人。 二人ともオバサンだった。 横断歩道を通ってUターンするってテクもあります。 片側3車線の一番端から、横断歩道を通って反対車線に入るの。 歩行者用の信号が青の時に。
かなり頻繁に行われるテク?のようで、他の車は、まあ仕方ないって顔をしてます。 歩行者はいい顔しないけど。 (このテクを使用しているのは私ではありません。念のため。 あたしゃーもう少し謙虚に運転するよ。 でも謙虚にしてると後ろから鳴らされるのではある))
ここも歩行者は交通弱者そのものなので、歩くときは十分注意いたしましょう。 車は、止まってくれない。 バスは、大きくて重くてブレーキが弱いんで、これも止まらない。 バス停では嫌々止まってるけどね。
でもやっぱり平和なスコピエ。
ぺシャワール会ものぞいてみてください。アフガニスタン難民を助けています。月に2000円で、お腹が一杯になるんです。
とはいえ、なんだか途上国への援助って、もうやめたら・・・と思い出しているわたくし。 カンボジアも、アフガニスタンも。 貧者を見殺しにするのか? という声もありますが、なんだか脱力しちゃいますがな、その「援助」がどこに流れていくかと見聞きすると。 実際に役に立つモノ(中古の衣料とか、文房具とか、地味な援助ね)は送っても政府が喜ばず、歓迎されるのはどうにでも途中でごまかせる援助金とか、大型プロジェクト、とかそんなんばっか。
援助されて当然って顔するな! 自分で立て! 働け! ベンツなんか乗ってるな! ってよく思うんですけどね。
マケドニアは、やっぱりヨーロッパなんだなって感じます。 基本的に、みんな働く。 共産圏瓦解のショック(とユーゴスラビア解体のショック)からの立ち直りが未だ必要ではありますが、一部アジアやアフリカの貧困とは一線を明らかに画しております。
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