Phimeanakas, diary in Cambodia

PHIMEANAKAS。かの有名なアンコール遺跡群の一つ。
「天上の宮殿」あるいは「空中楼閣」

2月6日

マット・ディロンが好きな人は今カンボジアに来るべし。

彼の主演・監督映画"Beneath the Banyan Tree"がただいまカンボジアで撮影進行中。　それも、プノンペンで。　メインのセットの場所もわかってるし、大体泊まってるところも分かってるので、その気になれば会えるかも。　残念ながら、私マット・ディロンのファンではないので、熱心に｢追っかけ」する気がないのですが、好きだったら千載一遇（？）のチャンスだよなあ。

去年末にも、カンボジアでハリウッド映画１本、主にアンコール・ワット付近がロケ地の"Tomb Rider"が制作されました。　日本公開はいつなんだろう。　夏休み映画ってところかな。

マット・ディロンはいいとして、共演者にフランス人のジェラルド・デパルデュウ。　この人はちょっと興味あるかも。　名前で分からなくても、、顔をみればああ、あの人ね！と思い出す人が多いでしょう。　ディカプリオと"Man in the Iron Mask"　(邦題なんだった？　鉄仮面？）で共演してるし、ちょっと前の4時間大作　"Hamlet"にも出てた。　フランス人だからか、台詞少なめでしたが。

わたくしの人生で、あまり有名人との遭遇というのは覚えがないのですが、一度、後から考えると惜しいことをしたかも？　という記憶は一つ。　ロンドンから数十キロの、比較的小さな町のパブで。　ステーキなんぞを食し、ワインを飲んでいささか赤い顔をして席を立ちました。　店を出ようとすると、わたくしに突き刺さる視線。　その頃私はアジア人の少ないリトアニアに住んでいて、じろじろ見られるのは慣れていた（というより、辟易していた）し、イギリスに来てまでこれかよ！　アジアで悪いか！　という気分でそのまま敢えて視線を返さずに店を出たのであります。

店の駐車場で、「リチャード・ギアが居たって・・・」とは同行者の言。　おいおい。　じゃあ、あれは、ギアの視線？　しまったざます。　視線というか、強めの念のようなものだったのに、無視してしまった私。　あの人チベット仏教信仰者だしなあ、アジア人があんなとこいたから気にしたのかなあ、（わたくしのビボーのせいだとは言いませんことよ。　謙譲の美徳。　大体スーパーモデルと結婚してた人間だし、きゃつは）うーん、話でもすればよかった。　まさかあんなとこにそんな人がいるとは思わないじゃないか。　たとえていえば、日本海に面したひなびた村の神社でハリウッド俳優が立ってた、くらいの感じー。

まあどうでもいいが。

俳優で思い出したけど、ここではNHKがケーブルTVで見られるんですわ。　で、日本にいたら見ないかもしれない大河ドラマを思わず視聴する毎日曜日です。　貴重な日本語番組だ。　それでつくづく思うんですが

渡辺謙ってかっこいい・・・。

あーいう覇気のある美貌の人って、日本でどんどん少なくなってるかも。　柔らかいもの食べてるから、あごも小さく細くなってきてるらしいし、現代日本人。　　あの顔が日本に沢山いたら、いいのになあ。　日本の首相があの顔だったら（おまけに背も高め）、外遊してもらっても結構自慢できる。　政治的手腕はともかく、やっぱり押し出しというのは必要なのだ。　人気俳優エストラーダみたいなのでも困るけど。

私の顔的理想は、日本人なら渡辺謙、でなければキアヌ・リーブス。アジアであればジョン・ローン・・・だったんですが、あの人どうしちゃたんでしょうか？　もしかして、ぶくぶくに太ってたりして？　ついでに筋肉的理想はジャッキー・チェンです。　シュワルツネッガーも好きなんだけど、あれは多分に鑑賞用お肉で、実用に不向き？の怖れがありますからな。　顔はヘタレなのに何故か気になる人は、ニコラス・ケイジ。　あれだけ下品なサテンのシャツやスーツが似合ってしまうと、生理的にうげっ！という部分もあるのに、どうしても、気になる。ほんとは頭よさそうだし、性格もよさそうだし、実は指が細くて長いし。　指を見てると、ヤクザな人間に見えないのよ、全然。