about Curacao

キュラソー

CURAÇAO と書く。知ってる？聞いたことある？

Oh, my GOD!

カリブ海にあるんですけどね、

有名なキューバやジャマイカよりもっと南、カリブのはじっこ。

オランダ領アンティル諸島（Netherlands Antilles）の一つです。

VERSION 1 above the sea / VERSION 2 under the sea

キュラソー関連情報はこちら。
2000年初頭にキュラソーを離れましたので、それ以後の情報は更新されておりません。悪しからず。

地理	気候	言葉	お金・物価
お楽しみ	お楽しみ２
食べ物	食べ物２	アンティル諸島？	人々
貧富の差？	ドロボー多し！！	水	電気
動物	動物２
関連サイト	St. Martin	St. Eustatius	おまけの怒り話

地理

もうすぐで赤道直下の常夏の島。北緯12度、南米大陸ベネズエラまでほんの60kmの場所にあります。

62km ｘ 4-14kmの小さい島（472ｋ㎡）。人口約15万。

一番高い山はクリストフェル山で372m。丘だね、こりゃ。その一帯は国立公園になっております。

日本からは、アメリカ経由が手っ取り早いのかなあ？マイアミやニューヨーク、ロスあたりから結構飛行機が出ているようだし。私は今回やむなくヨーロッパ経由で来ましたが、実はアメリカ経由でもヨーロッパ経由でも、乗り換え云々で同じくらいには時間がかかってしまうという噂です。 24時間仕事だと考えてください。 遠いぜ。

もしかすると、日本－アムステルダム－キュラソーをＫＬＭ一つでやるのが一番楽かもしれない。　でももう私はやらないぞ。　
意地でもKLMは使わないぞ！　みんな、アメリカ経由で来ればあ？

日本との時差は13時間。日本が先行しております。昼夜完全逆転。

地図見る？

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気候

暑い。年間平均気温27度、降水量は50cm、湿度は80％。水温26度。

平均で27度ですから、昼間町中を歩くのは地獄です。太陽は真上から照り付けるし。とけるー。

地元のガイドブックでは年中貿易風が吹いて、気温の割に過ごしやすい天国のような事を書いてましたが、そりゃーやっぱり宣伝文句ってやつで。確かに今は風が強いので、日陰にいれば日本の夏よりはずっと楽。でも、5月あたりからぴたりとその風も止まって、8月あたりが炎暑のピークらしい。

ということで、12月－4月は比較的楽な季節な上に、欧米では冬だから、避寒客でにぎわうハイ・シーズンであります。

風がある限りあまり湿度も感じないし、雨も少ないので郊外は「砂漠」的な風景が多いのであります。サボテンが沢山生えている。

乾燥していて地味も肥沃ではないから、植民地時代のプランテーションの試みは失敗に終わってます。今でも沢山プランテーション・ハウスが残っていて、幾つかは一般公開されている。成功例として、ダチョウの飼育はあるようですが、多分これって最近のこと。

あ、カリブでよく聞くハリケーンですが、この島はハリケーン・ベルトからはずれているので、だーいじょーぶ。

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言葉

オランダ語とパピアメント語。殆どの人がその他に英語とスペイン語を喋ります。嬉しい。英語が通じる。

パピアメント語はスペイン語・ポルトガル語・オランダ語・フランス語etcの混合なので聞けば少し分かる部分もありますが、それより英語使った方が話は早い。

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お金・物価

ギルダー。但し正式名称はNetherlands Antillean Florinなので、表示はNaf.

1Naf.=US$1.77-1.79。現金かT/Cか、ホテルか銀行かでコンマ幾つ程度の違いはありますが、基本的に米ドルとくっついているのであります。変動無し。お土産屋、レストラン等ではドルそのままを使える事が多いの。

円は、使えるのかどうか？怪しいのでクレジットカードの方が安全で手っ取り早いね。

物価は高いな、というのが第一印象。

レストランなら日本とあまり変りが無い。海と市街地をを見下ろす要塞跡にあるロマンティックなレストランだったら、コース食べてワインでも飲んだら1人100ドル近く取られそう。

ホテルも高めみたい。リゾートだもんね。ハイ・シーズンでダブル一泊100―250ドルってとこでしょうか。勿論スイートなんかだったら、一泊800ドルのお部屋もあります。誰が泊まるの？だってリゾートだからさ、2週間やそこらは滞在するのが普通でしょお？

アメリカ・カナダのお金持ちならキュラソーじゃなくても他に行く場所なんて沢山ありそうだし、オランダ人でそんなお金があれば家を買っちゃうだろうし（本国での税的メリットがある）、南米のお金持ちだろうか。

安いぜ！ と思うのは、ベネズエラから船で運んできて港で開かれるマーケットで買う果物。マンゴー・パパイヤ・スイカ・パイナップル・メロン・バナナ・ライムetc.。最近は果物三昧の日々でございます。

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お楽しみ

そらやっぱりカリブの島ですから、ビーチリゾートですよ。青い海！青い空！白い砂（これは実は限られた場所でしか無いのだ）。大抵の「まともなビーチ」は、ホテルのプライベートビーチか、200-600円程度の入場料が必要な有料ビーチ。無料であれば、砂浜ではなくて石が多かったり、日陰やデッキチェア、更衣室が無かったりのパターン。

ダイビングも盛んで、サメ・海ガメ・ウツボのポイントもあります。でも小魚で満足なら、シュノーケリングだけでもＯＫ。

水の透明度は高くて、立ち泳ぎしてたって自分の爪先がはっきり見えます。

ビーチにあるバーや、ホテルではよくHappy Hourやってるし、毎日のようにＬＩＶＥもあるし、ナイト・ライフもそこそこ充実。街ではあんまりレゲエとかカリプソは聞かない。ホテルではきっと、やってるんだろうけどね。一応カリブ海だもん。

あとは、そーねー、首都のWillemstadはUNESCOの世界遺産に去年登録された、オランダ植民地！！の雰囲気ありありの場所。歩いて半日あれば十分回れる。バロックの建物とかもあるし、ちょっとリトアニアのVilniusと似ている部分もあります。カリブのヨーロッパなのだ。私の行く所世界遺産有り！って感じのこの頃。

そうそう、カジノも有名かな。　大き目のホテルには大抵カジノが入ってます。

ヨーロッパ的街並みや、クイーン・エマ橋（大型クルーザーやタンカーを港の奥に入れる為に日に30回程開閉する橋。ハシケの上に浮いてるようなの。老朽化の為歩行者のみ通行可）、レストランが入っているウォーター・フォートなんかの観光の他に、お買い物の楽しみがあるようです。

免税店が沢山あるの。時計・化粧品・宝石・電化製品が安い！！（らしい。ここに住むとなると急いでそんなもの買いに行かないので、実際の値段はまだよく分からないのでした。許して）

あと、ダチョウ・ファームのツアーとか？まだ行ったことないけど。園内にはアフリカ料理を食べさせるレストランもあるらしい。ダチョウの肉でも出すのか？一応これって、アフリカの外では最大規模なんだって。

プランテーション・ハウスがレストランになってたりするのもあるけれど。オランダ語で「らんど・ふぃす」と言います。

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お楽しみ２

まずはダイビングについて。

キュラソーには40箇所以上の「公式」ダイブサイトがあって、その殆どが初心者でも楽しめる簡単さ。　激しい潮流も無いし、ボートに乗らずとも行ける場所が多いし（つまり、浜からいきなり歩いて海に入るパターン）、ダイビング客が結構います。

１ｍを超える大物はあまり島の周りにはいないけれど、魚は沢山いるし、スポンジ、珊瑚の類も豊富でなかなかです。　ダイビングショップも沢山あるので、ギアのレンタルも簡単だし、体験コースからライセンス取得までよりどりみどり（但し日本語は誰も喋らないっす）。　　主要ホテルにもそれぞれダイブショップが入ってるし。

浜から歩くのは、実はボートダイブよりきつい、という人もいるけれど。　タンクしょってよっこらよっこら歩く（階段とか）のって結構キツイ。　でも、ボートに乗って1時間とかのサイトよりずっとお手軽なのは確か。　ボートの予約とか要らないし、気が向いた時にいきなり入っていけるでしょ。

私が今までキュラソーで目撃した主な生物は

ハンマーヘッド　（うひー。恐かった）　カメ　ウツボ　エイ　イルカ　海うなぎ　（としか訳せない。　SEE　EEL)　ロブスター　蟹　タコ　スナッパー各種　（鯛みたいなの）
グルーパー各種　（ハタ）　パロットフィッシュ　（ブダイの仲間　カラフル）　エンゼルフィッシュ　イカ　あーあともう書くの面倒だけど色々。

この島でダイビングをしなかったら、かなり退屈な生活になっていたかも。

さて、前の「お楽しみ」でちらりと書いた免税店のお話ですが、ううむ。　　日本人に果たしてメリットはあるのか？

電化製品だって１００ｖ対応のものなんかあまりないしね、宝石もちらっとみたけど、うーむ、だし。　あっ、ブランド物を狙ってるのなら日本より安いでしょうね。　カルチェとかさあ。　売ってるよ。　わざわざキュラソーまで買い物に来る程じゃあないだろうけど。

実は先日、C社の光エネルギーがバッテリーになる、という時計（どこのか分かっちゃうねえ）を買いました。　日本の定価で5万円。　ディスカウント店なんかじゃ今いくらなんでしょうね。　キュラソーでは230ドルでした。　最近為替相場が日本人にはちょっと厳しい状況なんで、大安！とはいきませんが、まぁまぁの値段でしょ？

時計は、買ってもいいかもしんない。　化粧品もいいかも。　香水とかね。　　でも、逆に言えば日本が異常に高いんだよ、海外ブランドの化粧品はよ！　
　

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食べ物

いやー、こりゃ美味いぜ、というものには残念ながらまだ行き当たっていません。果物ぐらい。スイカなんかいままでハズレたこと無し！甘くて水気が一杯で、ウリみたいな長円形のが一つ500円くらい？日本のスイカの二つ分位ある。

島だから、さぞや魚が沢山と思いきや、スーパーでも市場でもあまり見かけない。がっかり。

Red Snapperという、ハタ科の魚なんかよく出てるけど、うーん、まあ普通だなぁ。

ま、オランダだもんね。ごはんに期待は出来ないぜ。半分オランダ領のSt.Maarten島は片側フランス領(St.Martin)なんだけど、そっち側はごはんが美味しいらしい。やっぱりね。

蛇足だけど、街でアイスクリーム(Lovers、だって。ハーゲンダッツはここには無いのさ。残念)をダブルで、コーンに乗せてもらって外に出たら、ろくに食べないうちに溶けて溶けて大変だった。 4時半過ぎで、もう日盛りも終わって涼しく感じる位だったので油断した。 ここでアイスを食べる時には、冷房の効いた場所で食べるか、外でなら夜にするか、カップに入れてもらうかしましょー。

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食べ物２

キュラソー名物！

イグアナスープ！　ヤギのシチュー！　かぼちゃのパンケーキ！

後になるほど衝撃度は低いですね。　私はどれも試していません。　ヤギはなあ、臭いからなあ。　馬刺しなんか好きだし、ヤギだから嫌っていうんじゃなくて、あの匂いがどーも。
ヤギ乳のチーズもあまり好きじゃないからなあ。

イグアナスープは、レストランで「どう？」と聞かれたけどご辞退申し上げた。　家のプールサイドにも来てるあの緑のトゲトゲトカゲを食べるなんて。それも、皮付きぶつ切りだって噂だし。なんだかね、体にいいんだって話ですが、そうなると中華料理の蛇のスープに近いものがありますな。

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アンティル諸島？

オランダ領アンティル諸島は、このキュラソーの他にBonaire, St.Maarten, Saba, St.Eustatiusがあります。連邦自治政府を作っていて、オランダ領とはいえ独自の内閣、選挙を持つ議会制民主主義。アンティル諸島のＡＢＣ三島と言われた島の一つ、Arubaは1986年にここから「独立」、でも相変わらずオランダ領ではあります。良く分からん。

どうも、日本でいうなら本州からすっごく離れた佐渡島とか、大島とか、そんな感じに近いかも。　敢えて沖縄・奄美大島とかとは言いません。

「独立」するんならオランダからも独立しちまえばいいだろー、と思うのですが。

どうもね、本国からの経済援助が大きいからそれは出来ないらしいのさ。

キュラソーも最近、オランダ本国政府となにやら折り合いが付かなくて、「それならこの金は渡せん！！」と宣言されたらしく（道楽息子が勘当されるようだが）経済危機がやって来るようです。

もともと奴隷貿易で栄えた島で、天然資源もない。それでも、奴隷制度廃止で一時貧乏になったけど、石油精練でまた盛り返したし。港の水深が深くて（天然）、今は豪華客船の停泊なんか誘致してるらしいし、観光も上り調子だし、そんなに悪いことはなさそうですがね。

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人々

みんな、南の島の人だから、なんだかのんびりしているわ。 愛想がいいし。

私みたいにリトアニアから来た人間は、スーパーの忙しそうなオバサンが「良い週末を！」なんて挨拶してくれると、不意をつかれて微笑み返す余裕が無いもんね。耳を疑うとはこーゆーことか。

電気屋さんやらなに屋さんやら、来るって言って全然来ない。のんびりしすぎだぜ。

ここの「明日」は、「いつかそのうち、その気になったら」 の意味だって。

カリブ海の他の島にくらべて、アフリカ系が少ないと聞いてましたが、そうか？やっぱり、黒い人が多い。

南米インディオの末裔がいるとか（混血が進んで純粋インディオは結局もういない）、でもあんまりそれらしい人は見ないし。あとは、島生まれ（か遊び/働きに来てる）オランダ人。金髪碧眼。港近くによくいるベネズエラ人。

混ざってるから殆ど人種差別が無いようで、楽。それでもアジア人は目立つは目立つな。　（と思ったら、どうも現地黒人系の人間の中では中国人嫌いがいるらしい。　中国人はよく働いてお金を稼ぐからねー。　怠けてて働き者を妬むんじゃない！）

ここには日本人が1人も住んでいないらしいじゃないか！いいけどさあ。

「開発援助」がＥＵから出る位だけど、みんなそんなに貧乏じゃない。平均年収は11、000ドル。すごく多くはないけれど、その割に車が多い（トヨタとかホンダ、マツダにニッサン）し。

でも、ドロボーが多いから、豊かでもない？強盗ではなく、空き巣、窃盗が多いらしい。

なんて言ってたら、家の車のタイヤホイールカバー四つ、全部盗まれた。名前を書いておくべきだったか？！

知人の車も同型で、彼のが先に盗まれたんで、もしかして彼のタイヤには今はカバーが？と聞いたのですが、さすがにそれは無かったようです。

車にはアラーム付いてるけど、ホイールいじっただけじゃ作動しないしねぇ。

家にも警報付いてるし、絶対窓を開けたまま寝てはいけないと言われているので、そこそこ、物騒ですね。

でもまぁ、路上でいきなり殴られたりする事はないから、その点は随分楽だわ。観光で来るのなら、ホテルに貴重品を放置しないとか、その程度の「常識」で済みそうな治安状態であります。

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貧富の差？

｢人々｣の所で「そんなに悪い生活じゃなさそう」と書いたけれど、ちょっと訂正。

ここではなんと人口の１０％が麻薬中毒者なのであります。ううーむ。

ここは今南米から北米への麻薬移送の中継地なのだ。で、仲買人あるいは仲介人には地元の人間が一番だっていうんでディーラーが接触するわけですが、報酬はお金ではなく、現物払い。で、みんな中毒しちゃうんだよね。その家族もみんな中毒だって。

コカインの値段も安いし、麻薬を扱っていなくても、その気になればすぐ手は出せる。１ショット２ギルダー。１50円。

この前オープンカフェに座っていたら「２ギルダーくれ」と寄って来た男がいたのは、その為だったのだ！あげなかったけど。インドで乞食に囲まれた私ですから、そーそー簡単にお金は渡しません。

キュラソーでは特に｢スラム｣という地域はありません。でも、｢貧乏な人が多く住んでいる地域｣というのは明らかにあるそうで。それがどこだかまだちゃんと聞いていないけれど、その辺りに夜1人で迷いこんじゃったら、やっぱりマズイでしょおね。

麻薬中毒はかなり大きな社会問題なのですが、政府は手をこまねいている状態です。どこから手をつけたら良いのか分からないらしい。今まで安楽に暮らし過ぎたから、問題対処のテクニックが無いのであった。ちょっと情けないぞ。まあそれは植民地時代からこの島を骨抜きにしてしまったオランダの責任かもしれないけれど。

ま、しかしその一方で｢大金持｣もいるのです。

大地主が数人居て、1人は島の北西3分の１を所有している！？すごーい。有料ビーチなんかも、そういう人の所有なんだ、きっと。ホテルやリゾートに土地を売ったり(貸したり)したら、そら大もうけですわ。

リゾート、というのはここでは主に高級住宅地を指します。関係ない一般人が入れないように、塀で囲んでガードマンが居るのが普通。うちも一応｢リゾート｣なんだけど、土地に関して法的トラブルがあって、近所の人間が車道を使っている。つまり、ゲートは開きっぱなしなので今一つ安全面で不安が残ります（だからここは高級でもなんでもないのであった）。今のところ見知らぬ人間は入ってきていないとはいえ。

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ドロボー多し！

最近この島ではドロボーが増えているようで。

知人の家３軒がドロボーに入られました。　私、キュラソーでそんなに「知人」って沢山いないんだけど。

おまけにこの島のドロボーはリピーターなのだ。　ありがたくない。　多くて４回、少なくて２回。　しつこいぞ！

友達は犬を飼っているけれど、犬にはクスリをやっておとなしくさせてしまったそうで。　殺されるよりマシなだけ？

若年層の「ギャング」も居て、そういうのはもっと性質が悪く、押し込み強盗の上、夫を縛りあげその目の前で妻をレイプする、なんてことをするそうです。　最低。　アメリカB級映画の見すぎ。外国人よりそういうのは地元の人間の方が被害に遭ってはいるようだけど、油断は出来ないー。

観光で来る方たちはあまり関係ないかもしれないけれど、ドロボーには要注意ですぞ！！

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水

こんな乾燥した土地（しかも島）で水はどうするのか？

幸い、雨水に頼る必要はありません。らっきー。海水を蒸留して供給してます。だから、下手な場所より良い水です。硬度も低めだと思う。軟水になれた日本人でも、ちゃんと水道水が飲めます。

ただ、出てくる水が生ぬるい。或いは、暖かい。

一応うちには温水用ヒーターがあるのですが、そんなの必要ないくらい、暖かい水が出ます。太陽熱で温水になっちゃってるのさ。

実は上級ホテルでも「温水」は無いそう。　昼間は「太陽熱で暖められたお湯」が出ます、とパンフレットにあった。　それってでも積極的なソーラーシステムじゃなくて、偶然パイプが外に出てて水が熱くなっちゃったよーん、というパターンではないでしょおか。　

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　電気

電圧は１１０－１３０V　（一定してない）、50ヘルツ。　プラグの形は日本とおんなじ。　ま、いいかなと思ってそのままつっこむと壊れます。

私はベビーモニター壊しました。　ちっ。　豆電球がつかなくなった。　でも変圧器使ったら元に戻った（？！）。　やっぱり変圧器が必要ざんす。

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動物

犬猫の他にはヤギ・ロバ。野生ではウサギを見た。あと、でっかいトカゲ！！緑色で、トカゲというよりはイグアナなんでしょうかね、あれは。体長30cmくらいのが、庭先を走っていった。

毒蛇の類はいないけれど、なんとサソリがいる！ 幸いまだ遭遇したことはないけれど、靴履く時には要注意ですね。

友人（♀）は家でふと鏡を見たら、肩にサソリがとまっていたことがあるって。うえー。とっさにＴシャツごと脱ぎ飛ばして踏みにじったそうです。これもまた凄い話かもしれない。まあ、命に関わりかねないことですからねぇ。

胸が鮮やかなオレンジ、というよりは橙色で、頭と羽が黒い鳥がいる。ハト程度の大きさで。カナリヤみたいな黄色いのや、緑色のもいるし、鳥の声は一日絶えないのであります。

あと、少ないながらもハチドリ。うちのプールサイドに時々来てます。

家のバルコニーにはデッキチェアが置いてあるのですが、そのクッションのひっかかりがちょうど良かったのか、鳥が巣を作りました。しょっちゅう人が座って、ご飯食べたり本読んだりしてるバルコニーなのに。早朝の2時間で占拠された。これだけ人が出入りするんだからすぐあきらめるだろーと思っていたのですが、私がコーンフレークを食べてる３ｍ横で、夫婦で巣に座ってる！！おいおい。

別にいいんですが、私だってそこに座りたいし、私がいたらさすがに落ち着いて甘い生活も出来まいし。

巣を壊すのも可哀相だから、あきらめるのを待とうと思っていた復活祭の日曜日。バルコニーに人影が無かった2時間で、白い卵を産んでしまいました。うずらの卵小、ってとこかな。もっと住環境を考えて産めよー。

（ちなみに復活祭のシンボルは卵です。あんまりタイミングが良くて気味悪い位だぜ）

折角だから孵化させてあげたいけれど、人がバルコニーに居れば鳥は流石に逃げてしまうし、うーん、復活祭だから卵に色付けでもしちゃおうかな、このままじゃどうせこの卵助からないしな、と悩みつつ、取り敢えず巣をもう少し落ち着ける場所(お互いに)移してみました。

そしたら、やっぱり、駄目だったー。卵が割られていた。自分達でやったのよね、きっと。あーあ。

お気の毒でしたが、｢自然との共生｣なんてみんなが言う程簡単じゃないのよぉ。

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動物２

イルカ。この前ボートに乗っていたら遭遇して、嬉しかったので書くのさ。

なかなかここでは見られないっていうから尚更。隣のボネール島でも10年前までは毎夕6時にジャンプしているイルカが見られたと、その島出身の友人は言いますが、今はもう駄目だって。人が増えちゃったからか。観光客ね。アルバ・キュラソー・ボネール合わせて年間100万人の観光客が来るんだよね。

イルカは野生だから姿を見せてもそれほど人なつっこくはないけれど、それでもボートと一緒に泳ぐくらいはしてくれた。感動―。

ヒトが水に入ると逃げていっちゃうのは残念ですが。まあ仕方がないか。

そうそう、忘れていた。フラミンゴも実は沢山居るんだって。居る場所には。さすがに街の側ではないけれど、Flamingo Sanctuaryなる所があって、そこに行けばきっとピンク一色だ。（と思って行ってみたら、そうでもなかった。ピンクの点々でありました）　　隣の島ボネールではヒトよりフラミンゴの数が多いという話。

水族館に行くと、ペリカンもいます。飼われているようには見えないけれど、海ガメやオットセイの餌の時間にはおこぼれを貰っている。近くでみるとちょっとコワイ。

大きい鳥ってコワイのだ、私。何考えてるか分からないけど危害を加えるには十分な大きさでしょ。

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関連サイト

英語のみですが。 http://curacao.com

http://www.curacao-tourism.com/ オフィシャル観光サイト。

http://www.k-pasa.com/ キュラソーのエンターテイメント情報。毎週更新。

日本語は、私のＨＰでどーぞ。独占体制だ！今のところは。

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St.Martin

オランダ領の島として、３ＳとＡＢＣと呼ばれる6つがあるのですが、３Ｓのうちの一つ、Sint.Maartenについて。

Sint.Maartenは南半分で、北側はフランス領なんでSt,Martin, 日本ではセント・マーチンの名前が一般的かも。オランダ領なのに何故か英語が一般的に使われていて、嬉しー。フランス側でさえ、人はフランス語の他に英語を話す。

免税の島なんで、買い物天国ということで。でも、そんなに安くはないぞ。ヨーロッパの宝飾品とか、電化製品とか、税金分だけ得をするという話で、だから宝石なんかはトルコやインドあたりの方がお得では？ブランド物が欲しいときにはカリブ海へ、というお話ね。

とはいえ、ふらっと入った宝石店で危うくルビーの指輪を買うところでした。安物。ずーーーーっとピンキー・リングを探していて、まあまあかな、というのが200ドルだった。でも私の指が細すぎて、サイズ1号に直すと石が台座からはずれちゃうってんで、あきらめ。

今考えると、ダイヤモンドの裸石を何個か買って、指輪は他で作ってもらうようにすればよかったかなと。でも、そんなんだったらここキュラソーでも可能なのであった。どうも旅行に出ると、なんだかそんなものを買いたくなるのが悪い癖です。

そうそう！フランス側の方にご飯を何度か食べに行ったりして(車で30分程度だ)たら、どっかのリゾートの｢客引き｣につかまった。スクラッチ形式のくじ引きをくれた（マックとかミスタードーナツでよくもらうやつ）。そしたら！ 1週間リゾートホテルカップルで無料滞在が当たってしまったぜ！

フランス人カップルの｢客引き｣で、プレゼントを受け取るにはどこそこのリゾートに行ってなんたらの説明を受けるんだなんて言うし、「これに当たった人を初めて見た」とか色々フランス語でまくしたてるから半信半疑、

「んなこと言って、リゾートで沢山お金を使わないとあげないよーって話じゃねーの？」と疑いまくっていた私。

確かにその｢説明｣とやらは、リゾート会員権分譲のお話だったのでした。

でも、一銭も払わずに、プレゼントはしっかりゲットした私(お話は一応傾聴いたしましたが)。カリブ海、ポルトガル、スペインのどれかを選べるそうですが、飛行機代は自分持ちだから、やっぱりカリブ海のリゾートか。

にしても。ほんとなら、旅行じゃなくて他の「当たり」で1、500ドル相当のお買い物か、ビデオカメラの方が良かったなー。お買い物だったらそれで指輪の一つも買ってお終いにしちゃうのに。どうせあぶく銭じゃ。

こんなに運が良いのなら、カジノに繰り出せばよかったか？いつもはギャンブルはしないけど、スロットルで一山位当てられたかも。

（ちなみにここキュラソーもカジノが売りです）

St.MarrtenとSt.Martinの間には「ここからオランダ(フランス)」と標識が出ているだけで、何もコントロールは無し。でも、家のたたずまいやら雰囲気が急に変るのが可笑しい。

フランス領に入って見つけたパン屋で、久々Pain au chocolatを食べる。クロワッサンにチョコが入ってるので、日本でだったらFauchonのが美味しい（と私は思う）。キュラソーではなかなか見つからないのだ。

フランス領の方がご飯が美味しくて、ビーチも広くて奇麗なのがあって、ホテルも星がいっぱい付いてるのが何軒もあってよろしい。次回（があれば）フランス領に泊まりましょう。

そうそう、Baie Orientalというビーチがあって、長さ1.5kmくらいかな、白い砂浜と静かな海が広がる場所なのですが、ヌーディスト・ビーチなのだ。別に絶対裸じゃなきゃ駄目という訳ではないけれど。

朝7時位に行ってみたら、熟年夫婦が何組も、裸で散歩していた。ジョギングしているおじさんもいた (勿論全裸)。こっちはきっちり着込んでいたので、却って悪いような気がしてしまう。

でも、裸でジョギングって、なんだかねえ。男性はパンツはいた方が落ち着くような気がするんだけど。走る時邪魔じゃないの？

若いのは全然いなかった(時間的に早すぎるか)から、目の保養にはなりませんでした。あ、店の準備しているお兄ちゃんはいたけど、Tシャツ・パンツとも両方身につけていたし。

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St. Eustatius

さて、St.Eustatiusのお話です。

Saba島からはボートだってすぐそばの距離ですが、またまたセスナみたいなので飛びました。約10分。待ち時間の方が長い。おまけに、同じアンティル諸島なのにいちいち｢出国｣手続きとか、｢出国税｣とか取るんだよお。

Eustatiusとは書きますが、みんな「すていしあ」呼ばわりしています。人口は2、000ちょっとかな。

Sabaから行くと、「こんなに近いのに何故？」と思うくらい、違ってます。景色も人も。

まぁ比較的平らなのは地学的な理由があって、どーしようもないことですが、ここはカリブの島らしく（？）アフリカ系の住民が多い。白人が多かったSabaの方が異質とも言えましょうが。

英語も、カリブ英語というか、ちょっと癖のある英語。どうしてでしょうね？黒人の人の英語って、なんか変わっちゃうの。ステイシアでは公用語オランダ語よりも英語が一般的のようですが、なにやら一癖ある英語なのであった。

80年代にはアメリカ人がよく遊びに来ていたそうですが、「何をするんじゃこんなとこで？」程度の、あまりリゾートらしからぬ島です。言っては悪いけど、貧乏！って感じ。砂浜も黒いし。

ホテルも星一つか二つがせいぜいのものしかない。いいけどね。人は結構フレンドリー。でも職がなくて、若い人の麻薬中毒が増えてるそうです。やれやれ。

他の2島は再訪ＯＫですが、ここはもお来ないぞ！って感じ。

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おまけの怒り話

以前はＨＰのトップに載せてた話なんで、読みたくない方は読まないように。　消してしまおうかと思ったけれど、フラッグキャリアーの航空会社だってやっぱり油断しちゃいかんのよ、でもこの会社の対応はやっぱり腹立つのよ！　ということでここにおいておきます。

アムステルダムからアルバ経由でキュラソーに来た時のこと。
KLMオランダ航空の大馬鹿ババアスチュワーデスが私の荷物を預かるといって機内でどこかに隠したまんま雲隠れ。
私が他の乗務員に「探して」って頼んだ時にはアルバで彼女は引継ぎも何も無しで消えちゃった後。

手荷物っていうのは普通無くしたくないものを持ち込むんだし一応スチュワーデスだから信用したのに。　
私のPCがー。　ビデオがー。　先祖代々のアクセサリーがー。　アドレスブックがー。
あのスチュワーデスが盗んだのか、彼女がどこかに放置したのをアルバ降機のの泥棒乗客が持っていってしまったのか定かではないけれど、預かった荷物の管理くらいちゃんとしろ！！　それも機内で。

その後の態度も最悪。同時にチェックインしたスーツケースは3日も出てこなかったし。
キュラソーのKLMマネージャーは「保険がかかってます？　あ、それならいいじゃないですか」　だと！！
お金だけの問題じゃないだろーが。　データはお金では帰ってこないぞ！！　アンティークのアクセサリーは買い替え不可能じゃ！！
前回KLMに乗った時は丈夫なスーツケースを修理不可能なまでに粉砕されたし
子供のミルク用にお湯頂戴、と言ったら　「今機械が壊れててお湯がない。　着陸するまで待てない？」と答えるし。　3ヶ月の赤ん坊はそんな事言って通じる相手か？

知人はKLMの便がキャンセルになったのでチケット変更をカウンターで頼んでた最中　「あ、もう帰宅時間だから」ってKLMの担当者が帰っちゃって空港で路頭に迷ったと。

大体欧米のスチュワーデスは、他に仕事がないからなってるんだという説もある位だけどそれにしたってあんまりじゃーありませんか。　悪名高きアエロフロートや中国航空やその他名も無き航空会社利用の時だって、こんなひでー目にはあわなかったぞ！！

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