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PHIMEANAKAS

日記の帯。わたくしが描いたの。Phimeanakasって,アンコール遺跡の一つです。天上の宮殿と謂う。


2003年3月14日

バンコクから帰って参りましてよ。 といってももう三日前に。

そしてまだ何も引越し用意してません。 あっでもないか、地元英字新聞に「売ります」の広告を出しました。 大したもんはないが。 洗濯機・TV・CD・電子レンジとか、雑多なもの。 朝のうちに30件ばかり電話があって、応対に疲れました。 こんなに反響があるとは思わなかった。 みんな見てるのね、Cambodia Dailyの火曜木曜伝言板。 確かに私もいっつも見てるけど。 なんかいいこと(?)ないかと思って。

あ、でですね、バンコクでナニをしてきたかといいますと

病院めぐり。

病院三つ行った。 

別に病人だからじゃなくて(幸いに)

まあこんなに気をもたせなくてもいいわよね、実はね

LASIKの手術を受けたんざますー。

LASIK?

えーと、何の略だったかは忘れましたが、要は近視のレーザー矯正手術ですぅ。

10歳の頃からこの方XX年、コンタクトに頼っていたわたくし。 0.04無かった、裸眼では外に出られなかったわたくし。 (視力検査の一番でっかいマークが、50cmまで寄らないと見えなかった) 見事に1.2(かそれ以上)になっちまいましたよ! わーい。

ただ、外ではばっちりなんですが、屋内に入ると左目の調子がまだ悪い。 バランスが取れない。 汚れたコンタクトつけてるような感じがする。

これはおいおい治っていくそうです。 視力が安定するまでに、3ヶ月から6ヶ月かかるとか。 

いやー、それにしても、これはスゴイよ。 近視の人にしか分からない「実感」とは思いますが、裸眼でこんなにモノが見えているなんて信じられないー。 夜になると、習慣として「あっコンタクトはずさなきゃ」って今でも思う。 左目が見えにくいと、「コンタクト洗わなきゃ」って。

ちなみにタイでやると、日本の費用の半分(か病院によっては3分の1)で出来ます。 ただ、日本から飛行機乗って、ホテルとか泊まっていたら、タイにわざわざ来る理由はなくなるかもしれない。 

タイは最近医療観光を推進してますからね。 みんな対応が丁寧だし。 医療はサービス業! 勿論ヤブや闇医者もいるようですが、アメリカとかで勉強してきた医者も多い。 ので

ついでに健康診断もしちゃいました。 人間ドック。

結果は貧血(いつもそう)以外、健康!問題なし! だったので、なんか損したような気もしないでもない。 けど、ま、安心料ってとこですかな。 (結果はメールで送ってくれた)

今回も思ったんですが、医療はともかく、もう買い物天国!の感はありませんね、タイ。 もちろんバックパッカーとして格安ゲストハウスに泊まり、屋台で食事し、マーケットでお土産を買い、という旅行の仕方でなら十分安く過ごせますけれど、もおそんなことしないもん、私。 バックパッカーのメッカ、カオサン通りに行って「あーもうこういう旅行はしないな・・・」とつくづく感じました。 これをトシのせいと言うなら、言え。 

Tシャツ、短パン、お土産モノっぽいエスニックなスカートかパンツ、サンダル履き、ウエストポーチ(あるいは首から下げる貴重品袋)という定番旅行者スタイルでなかったせいか、いつもタイ人だと思われました。

喜ぶべきか悲しむべきか?

おかげで王宮辺りに行っても、「いい宝石屋がある」とか「あなたはついてる、今日だけセール」とかの客引きにはまるで無視された。 

・・・服装の問題ではなく、これはカンボジア暮らしのせい? 実は貧乏そうに見えてた、とか。

まあいいや。 

私がバンコクにいた間もプノンペンは平静だったようです。 雨も降らず。

あ、今度はカンボジア側から、タイ国境を封鎖してましたけど。

またワケ分からん理由で。 「タイはカンボジアを不公平に扱っている」「タイ国内でのカンボジア人の安全を図るため」云々。

確かに今、「麻薬撲滅戦争」で1000人くらい、殺されてるって話ですけどね、タイでは。 特に末端の売人が口封じのために。 あとは警察との銃撃戦とか。 で、ついでに(?)カンボジア人も殺されてるっていうんです。

でもさー。 悪いことしに入国したんなら、そういう目にあってもあまり文句は言えないでしょー。

国境封鎖でタイ人がカンボジアに入国できなくて、カンボジア側にあるカジノが大打撃を受けてるってのが理由らしいです。 カジノの収益はそのままポケットにごっそり入ってくる美味しい副収入だもん。 ねえ、首相。

大臣の一人が、「タイはカンボジアのビジネスに必要ない」って断言しちゃったし。 「モノがないなら、ベトナムやマレーシアやシンガポールから買えばいい」だってさ。

そらそうだけど、高いでしょ。 一般庶民の購買能力を考えたまえ。

これ、国内の一般的な「ベトナム嫌い」を「タイ嫌い」に振り向けようって作戦らしいです。

与党はPro−Vietnamだしね。 今度ベトナムとの国境線についてなにかあるらしく(国境線の引きなおし?)、これがカンボジアの国益を損なう、そんなことをする政府は非国民の集まりだ、とか言われないように、一般庶民の目と注意をタイの方に振り向けておこうって。

「あっ、泥棒だ!」って指差して相手がそっちを見てる間に、財布スッてやろ、みたいな作戦ですね。

・・・でも「泥棒だ!」って言われて大多数がそっちに気をとられてしまうのも確かな、カンボジアであります。

でもまあ、こういうのを見てると、反タイ気運の盛り上げとか、やっぱ現政権がやったことだよなーと思われます。 50億円の補償だって、どっかから盗ってきたお金で間に合わせればいいこったし。 自分の財布は傷まないし。 

権力の維持と蓄財ができれば、自分の国と国民なんかどうなったっていいっての。

北朝鮮じゃないんだから。 自慢になんないぞ。

イラクもどうなるんでしょうね。 あれも本音と建前の離れようが見え見えで、こっちが恥ずかしいくらいなんですけど。

イギリスはイケイケだったブレアが後退。 ああいうのが、やっぱり民主主義ってんだと思いますよ。 汚職や不正は存在するにしても、どこか公正・中庸であろうとする機能が働いてるじゃないですか。 伊達に王様の首切ったり、切った人間の首また切ったり、してませんね。

ここだって何百万人と殺されてるんだけど、この違いは何?

あ、数か。 




ぺシャワール会ものぞいてみてください。アフガニスタン難民を助けています。月に2000円で、お腹が一杯になるんです。

とはいえ、なんだか途上国への援助って、もうやめたら・・・と思い出しているわたくし。 カンボジアも、アフガニスタンも。 貧者を見殺しにするのか? という声もありますが、なんだか脱力しちゃいますがな、その「援助」がどこに流れていくかと見聞きすると。 実際に役に立つモノ(中古の衣料とか、文房具とか、地味な援助ね)は送っても政府が喜ばず、歓迎されるのはどうにでも途中でごまかせる援助金とか、大型プロジェクト、とかそんなんばっか。 

援助されて当然って顔するな! 自分で立て! 働け! ベンツなんか乗ってるな! ってよく思うんですけどね。




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