PHIMEANAKAS

日記の帯。わたくしが描いたの。Phimeanakasって,アンコール遺跡の一つです。天上の宮殿と謂う。


6月24日

なんだかスゴイことになってますね、ワールドカップ。 というよりは、韓国チーム。 コワイ。

みなさん、22日のスペイン戦、ご覧になりまして? あれは物議をかもしますわねえ。 審判、どうみても韓国寄り。 延長戦の上にフリーキックで長引く試合、お陰でわたくしが出演した地球ラジオ冒頭部分が切られちゃったじゃないですか。 国際短波放送ではちゃんと流れていたようですが、むーん。 審判、スペインのゴールを認めておれば、あの試合は1−0でスペインの勝ち。 で、私の声も日本の皆様にちゃんと聞いていただけた筈で。 多分。 わかんないけど。 韓国の底力ってあるし。

こんなでワールドカップが自分と関わってくるとは、夢にも思いませんでしたわ。 やはり、人生何があるか分からんぞ。 

明日は韓国・ドイツ戦ですが、どうなることやら。 国民の期待を背負う韓国。 ヨーロッパの悔し涙を背負うドイツ。 こら、西と東の対決ですなあ。 審判はスイス人のようですが、フェアーにやってくれますかどうか。 物議をこれだけかもしているのであまり下手には動けないと思うのですが。 

ご当地韓国の皆さんはどう思ってるのでしょうか。 まあ、勝ちは勝ちではありますが、こんなケチがついては歴史的勝利にもいささかの傷が付くというもの。 正々堂々とやって負けても、もう4強じゃないですか。 と思うのは、私が16強であっさり(あっさりすぎた)負けた日本人だからかしら。 

「あの審判ちょっと、だよね」とでも言ったら非国民扱い?

変な話ですが、一国が戦争突入したり、文化革命のような大量殺戮をしたりするのって、こういう勢いの続きなんだろうなあ、と思ってしまう。

大多数の民衆のノリって、怖い。

だから(?)私は、民主主義至上、なんて絶対反対なのであります。 衆愚制という言葉もあるではありませんか。

かといって、独裁で好いことあった(ある)国も皆無ですけどね。

いや、ある意味カンボジアなんか、民主主義的な顔をした独裁、でそれなりに平和を保っている例かもしれませんな。

やーしかし、明日の試合が楽しみだ。 ドイツ負けたら、ネオナチが暴れるんだろうなあ。 桑原桑原。

ぺシャワール会ものぞいてみてください。アフガニスタン難民を助けています。月に2000円で、お腹が一杯になるんです。

カンボジアにいる私がなぜペシャワール会? カンボジア関連のNGOは? と思う方がいらっしゃるかもしれませんが。 個人的には、もうカンボジア向けのODAなんか止めてまえ! と思ってるので。 援助慣れしすぎ、カンボジア。 日本の税金が何億円と流れ込んで、確かに多少道路がよくなったりはしてるんでしょうが、その大部分が高級車や大邸宅やダイヤに化けてるような気がする。 援助するってお金を渡すのはいいんですが、もっときっちり監査なり条件なりつけないと駄目じゃないですか?  

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