Phimeanakas, diary in Cambodia

PHIMEANAKAS。かの有名なアンコール遺跡群の一つ。
「天上の宮殿」あるいは「空中楼閣」

4月19日

先日の日記の訂正。　新年は非常に静か、と書きましたが、やっぱり何かは起こっていた。私が知らなかっただけで。１件は13日の夜に、ベトナム大使館前での爆発。ＴＮＴを使った｢ホームメイド」の爆発物が原因です。ただし、誰がやったのかも目的も不明。　子供が二人、ベトナム大使館前に爆弾を置いていったのが目撃されているので、リモートコントロールで起爆したテロだと最初発表されました。でも、大使館前の交通事故が原因だって説もあるのだ。　事故を起こした男性二人のうちどちらかが、頭にきて爆弾投げたって。　これも、プノンペンでは大いにありがちな。　カンボジアでの対ベトナム感情は非常に悪いし、ここだけでなくパリ、ジャカルタ、ロンドンでもベトナム大使館前で発砲があったり、爆弾騒ぎがあったりしているので、それに連なるテロ、とも考えられますが。でも、ま、地元では、よくある爆発の一つでみんなすぐ忘れちゃうんだろうな。っていうか、知らない人が殆どだろう、これなら。怪我人1人だしね。

もう１件は、コンポット(カンボジア南西部）で起きた手榴弾騒ぎ。これは16日。死者も出ました。なんだか賭け事に負けて頭にきた男が手榴弾投げこんだって。その辺に。これも、いかにもカンボジアである。

なんて悠長にかまえてはいけないな。うちだっていつ酔っ払いが手榴弾投げ込むか知れたものではないざます。単純に、押しこみ強盗の可能性だってあるし。一応夜警はいるけれど、手榴弾の前に彼一人、何ができるというのでありましょうか・・・。ほんとのところ。

今日はこれでおしまい。　新年の余分なお話がしたかっただけなので。　あ、でもついでに新聞ネタで、

カンボジアＶＳモルディブのサッカーワールドカップ出場予選試合は、引き分けに終わりました。　モルディブで行われたアウェー戦では6‐1で負けてたカンボジアですが、やっぱりホームだと違うのね。

それから、もう一つ。新しい話ではありませんが、カンボジアでのＨＩＶ感染者は推定20万人です。人口の2％。ＮＧＯやら色々頑張ってますが、まだまだ感染率は高くなりそうです。だから、カンボジアに来て遊ぶ人、気をつけましょうね。売春婦の感染率は2％ではききません。推定で50％。　ま、そっちの自己責任だから、遊んで感染したからって私は同情しないけど。