PHIMEANAKAS。かの有名なアンコール遺跡群の一つ。
「天上の宮殿」あるいは「空中楼閣」




1月27日

カンボジアに来て3回目の風邪。 この3ヶ月で風邪3回にアメーバ赤痢1回。 元気だった日の方がはるかに少ない。 なんてこったい。 こちらに来る以前の、引っ越し準備やら、多々の私事で体力が落ちていたのは否めませんがそれにしても、ひどいぞ。

前々回の日記に冗談半分で誰か送って、と書いた本ですが、ほんとに送ってくれた人がいました。 多謝。 物事なんでも試してみるものですな。 で、そのPrisoner in Phnom Penhは着いたその日にむさぼり読んでしまったのですが、感想は、ううーむ。 えらい国に来てしまったのかも? でした。

「地獄の沙汰も金次第」なのは大抵の国で同じことだし、特にアジアアフリカやらは汚職がひどいから今更驚くことはないのでしょうが、それにしても

こんなのあり? 桑原桑原。 です。 言いがかりをつけられて逮捕されて、刑務所に入るか釈放されるかは積める金額次第、それはよくある話(あってはいかんのだがそれが現実である)、だけどそのお金も途中で誰かにネコババされて、結局刑務所行きなんて話。 刑務所内でも、やっと借りられたお金を巧みに騙し取られたりして。

騙されるほうが悪いのよ、とは簡単な言い方で、やっぱ藁をもつかみたい当人としては、無理な話であります。

もしも私がそういう立場におちいったら、ワイロはしかるべき人間に確実に渡るよう、心しよう! と思ったのでした。 ワイロの心得なんて情けないけどな。

本が手に入ったのは大変嬉しいのですが、内容はいささかdepressingだった上に風邪の追い討ち。 ああー。 何か楽しいことは。何か楽しいことは。

そういえば、家に招いたフランス人カップルの旦那が! 
キアヌ・リーブスそっくり! きゃああー。 「そっくりって言われない?」と聞くのは奥さんの手前、やめときました。 ついでに「キアヌのファンなのよー」なんて言ったら誤解されかねん。 本物キアヌ(会ったことないけど)より小さくて、少し口が横に裂けてる(大きいと言うべきか)。 目と髪の色もちょっと薄めの茶色。 にしてもやっぱりそっくりー。 いやーん。 

デジカメで奥さんと子供は撮ったのに、彼は撮り損ねた。 しまった。
ま、人の旦那撮ってもしょうがないけどね。 (ついでに奥さんは、スタンダードな美人だった)
負け惜しみ(?)を言うわけではありませんが、美形の割にアピールするものがなかったというか、「良い人みたいね」の印象が強くて魅力にあふれる人、という感じではなかった。 いや、ほんとに良い人ではあるみたいなんですよ。 それだけ。 カリスマの有る無しかしらね、それとも。 じゃなきゃ今ごろ俳優になってるか?

あ、今日"Charlie's Angels"を見ました。 内容はどうでもいいが見てそこそこ楽しい映画は息抜きに最適であります。





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