VARDAR
Skopjeを流れる河
2004年7月5日
7月ですねえ
先週末はSTIP (しゅてぃっぷ)なる町近くにある、奇岩奇石で有名な場所に行って参りました。
有名。 一応ね。
たどり着くまで大変だったですぅ。 大体の場所は分かっているのですが
地図に名所マークはあれど、詳細な場所は記載されず
その辺りの人達に聞きまわって方向を知り (でもみんなあっちだこっちだって違う方を指すのねん)
やっとこさらしき場所に車を止め
またその辺に居た人に聞くと
「こっから歩いて10分くらい」
歩きましたわよ。 道なき道を。 というか、原っぱを。 10分だからいいようなもんですが、草の実が足をさす、ブヨ?が足をさす。
たどり着いて見た奇岩 (DOLL-STONEとか言われてる、まあ、見ようによっては人間みたいに見えるんざます)
見えなくもないっすね。
で、その後「計画通り」近くを流れる小川の横で「ピクニック」しましたが
良いと思われる場所にはゴミが落ちている
ブヨやら蚊やらがブンブン飛び回る
みんなお腹すいてたので、持ち寄った食料では今ひとつお腹が落ちつかない
「ピクニックはやはり言うほど簡単でもロマンティックでもない」
という結論を抱きつつ、町に戻ってカフェに入ったのでありました。
そんなもんよね。
で、日本の皆さんは時差の関係もあり、欧州選手権よりはウィンブルドンだったかもしれませんが
私は見てましたよ、EURO2004の決勝を。
ギリシャ勝ちましたねえ。 信じられないことに。
私はチェコが勝つと思ってまして、賭け屋があれば駆け込んじゃおうかな? と思うくらい自信があったのですが(近くに賭け屋が無くてよかった)
チェコったらEU加盟したばっかりだし。
でもギリシャでオリンピックがあることを忘れておりました。
個人もそうだけど、国の勢いってもんがあるじゃないですか。 運、みたいなもの。 とはいえギリシャ、これでワールドカップもいただき! となるかは怪しいものですね。 そういう潮の流れみたいなもんは、またすぐ変ってしまうものです。
んで、サッカーを見ていてですね
タマ蹴ってなんぼの世界もあるのだから、T大学やK大学に入るのに血眼になる必要なんかないのにねえ、みんな、と思い
あっ、でもナショナルチームで活躍するのに必要な天性と努力ったら、そんな「有名一流」大学入るよりずっと大変だわ、と思い直し
でもジダンやベッカムだって500年前に生まれていたら、何やってたか分からないよな、やっぱり人生たら運とかめぐり合わせよねえ、と一人うなずき
不遇だとか不幸せだとか言って、自殺したり、いわんや他人に八つ当たりして殺人なんかしちゃうのなんて、愚の骨頂じゃねえ、
だって運が無いときは無いんだからしょーがないじゃん! と一人納得(?)していたのでありました。
それから
やっぱりサッカーみたいな「阿呆な」ことに夢中になるのってオトコだよなあ
生産性とか地道な生活とかからずっと離れていくんだもんなあ
たとえ製造業で「開発」やってるったって、実のところ好きで面白いからやってんだよな、大発見や進歩の脇には山ほどの失敗と無駄があったのだがそれはやっぱりオトコのやることだよなあ
オンナにロマンがないとか言われても仕方がないのだな
オンナもロマンとアドベンチャーを求めていたら、みんな飢え死にしておるのだが、その辺をオトコは認識しておるのかな
してないよなあ
しかし戦争もオトコの遊びの一種なのだなあ 迷惑だが
遊びや破壊が好きなんだもんなあ、まあ戦争やるよりサッカーやってもらってるほうがずっと好いんだけどさ
ブッシュとフセインもサッカーで勝敗決めればいいのに(でなければ個人的にどつきあいで)
あーでも男性ホルモン多い人達ばっかりってのやっぱり問題だわ
そういやロンドンの上水道には実は女性ホルモンが入ってて、男性の女性化が問題になりつつあるって聞いたけど
やっぱそれはアラブ諸国の飲み水に混入して欲しいですね
ああっ ゴール!
ってな夜を過ごしておりました。
今週金曜からドイツです。
ドイツの夜は・・・
やっぱカードですかね。 ダブルコップとか、スカーと呼ばれるゲームがあるんざます。
ぺシャワール会ものぞいてみてください。アフガニスタン難民を助けています。月に2000円で、お腹が一杯になるんです。
とはいえ、なんだか途上国への援助って、もうやめたら・・・と思い出しているわたくし。 カンボジアも、アフガニスタンも。 貧者を見殺しにするのか? という声もありますが、なんだか脱力しちゃいますがな、その「援助」がどこに流れていくかと見聞きすると。 実際に役に立つモノは送っても政府が喜ばず、歓迎されるのはどうにでも途中でごまかせる援助金とか、大型プロジェクト、とかそんなんばっか。
援助されて当然って顔するな! 自分で立て! 働け! ベンツなんか乗ってるな! ってよく思うんですけどね。
![]() ![]() ![]() |
![]() |
リンクフリー。 サイト上の文章・写真の無断転載・複製はお断りざます。
Copyright reserved by Mari 2003,2004.