VARDAR
Skopjeを流れる河


2004年1月26日

寒いですう。 日中の気温も零下ですう。 今日は晴れですが、外を歩いていると、ちょびっと、顔が痛い。 つーことは、やっぱ零下よね、と思うのでありました。 これがリトアニアでの零下30度、ともなれば、顔が痛くて外なんか出られない、となります。

しかし。

ここよりパリやフランクフルトの方が気温が高い。 解せん。 ここが「地中海性気候」ってのは、やっぱり客寄せ文句。 ただ

週末ギリシャで大雪が降って、零下17度なんてニュースが流れてましたから、「異常気象」なのだとも言える。

ほんとは今日あたり

じゃじゃーん!

とニュース(しかしながら極私事であります。例によって)をお知らせできるかと思っていたのですが、やっぱり駄目ですぅ、この国では。

先週水曜日に「クルマ買えるよ。書類揃ったよ」と言われて

それは「ふーん」と聞き流して(油断しなかったのだ!)

やっぱりそれは不可能で

「月曜日には絶対だよ」

と先週言われたのですがね、今日、ナシのつぶて。

へっ。

先週水曜日の件が延期になったのは

財務省からの書類全て揃ってこれでゴー! の直前に税関から横槍。

1・ 「クルマはプロジェクト用として3年使用されなければいけない」
2・ 「プロジェクトの契約書を見せろ」

1はなんだか無理矢理の言いがかり。 期限が3年無いプロジェクトだっての。 どうするんだ。

2は、すでに税関から外務省から大蔵省から財務省から、見せまくってるっての。 スタンプだらけさ。 

純然たる私用でなく、プロジェクト用としてクルマを買おうとしたのが大体のマチガイかもしれません。

がぁ。 こういう数々の言いがかりは、もしや

「賄賂よこせ」

ってこと? と遅まきながら気がつく私でした。

大使館やらも多少は巻き込んでいるので、賄賂の請求はしないだろ、とたかをくくっていたのですが、直接請求できないだけに、こーゆー姑息な手段で小銭を稼ごうとしておるか?

「いやいや不調法者で気がつきませんで。失礼いたしました、お代官様」

でいきなり全ての問題は解決されるのかもしれませんが

外国人でそーいう機微っての、分からないしぃ

賄賂払ったら全てが解決って約束されてないしぃ (カンボジアではよくそういう話を聞いた)

ここまで来たら「断固として払わない」態度を押し通すしかありません。 こら、根競べ。 向こうの言いがかりの種が尽きるまで待つしかないか? 尽きるのか?  盗人の種は尽きねえ真砂が浜。 ナンカ、チガウ。

そうそう

昨日から、接続速度が64kb/s。 

電話局が家に置いていった(放り出していった)ISDNターミナルの接続に成功いたしました。 ぱちぱち。 自画自賛。

だって、大変だったんですもの。

付属のCDは読み取り不可で、ドライバのインストールは出来ないし

マニュアルはイタリア語だし

製造元はドイツの小企業だし

誰か「専門家」に頼むにしても 存在しない・来てくれない のどちらかだし(大体電話局もターミナル放置して帰るくらいだし)

ターミナルの製造元からサーチしていって、ドライバをダウンロードして、やりましたさ。

ドライバ自体もマイクロソフトの上での動作保証がない・・・そのうち壊れるかもしれない・・・

やめとこかな?

と思ったけど、やっぱり速さの魅力に負けた。 BB使ってる人には笑止でしょうが、この前まで16kbで我慢してたんだから、分かってねん。






ぺシャワール会ものぞいてみてください。アフガニスタン難民を助けています。月に2000円で、お腹が一杯になるんです。

とはいえ、なんだか途上国への援助って、もうやめたら・・・と思い出しているわたくし。 カンボジアも、アフガニスタンも。 貧者を見殺しにするのか? という声もありますが、なんだか脱力しちゃいますがな、その「援助」がどこに流れていくかと見聞きすると。 実際に役に立つモノは送っても政府が喜ばず、歓迎されるのはどうにでも途中でごまかせる援助金とか、大型プロジェクト、とかそんなんばっか。 

援助されて当然って顔するな! 自分で立て! 働け! ベンツなんか乗ってるな! ってよく思うんですけどね。



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