VARDAR
Skopjeを流れる河


2003年10月22日

スコピエジャズフェスティバル 2003 に行って参りました。

中日21日の、出演者はERIKTRUFFAZ GROUP(仏) と NILS PETTER MOLVAER(瑞典)。

ご存知?

あたしゃ、まったく知りませんでした。

もともとJAZZ聴きではないのでな。 友達に誘われて、ま、ものは試しという感じで参上したのでございます。

開演20:30、でも皆で夕食してたら遅れて会場に着いたのは21:30。 でもばっちりのタイミングでございました。 マケドニアタイム。 前前日にきっちり時間通りに行った友達は「誰もいなかったよ」とのこと、道理でゆっくりご飯食べてたのね。 

で、まあ、JAZZでもフリージャズだったらちょっとお手上げだな、と思っていたのですが、最初のグループ、これはジャズか?  フュージョン? コンテンポラリー・・・? うーん。 悪くは無いのですが、個人的にはBGMとして聞き流す(スマンね)タイプの音楽で、コンサートで一心に耳傾ける、というものではございませんでした。

友達は二番手のNILSなんたらのCDが大変よろしかった、というのでそちらが聴ければよかったのですが、時間切れ。 帰っちまいました、私。 でも、好みの問題ですからね、友達が最初のERIK グループも大変よろしい!というのであれば、また意見が変わりますし。

最近全然フォローしてませんが、昔はハードロック、ヘヴィメタルを大いに聴いておりましたので。 致し方なし。

ところで最近ったら

寒かったり暖かかったり。

先週日曜まではかなり冷えて、日中の気温7度、ってな様子でしたが昨日からまた様相が変わって

日中の気温、25度。

何を着てればいいの?

今日の天気は晴れ時々曇り時々雨。

暖房も止まってしまいました。

あれ、今日はちょっと暖かくない? なんて言ってたら、家のセントラルヒーティングも

「ぱし・ぴし・ぴん」

なんて音をたてつつ、急速に冷えていきましたさ。 止められた。

しっかり省エネしてるというか、まあ合理的ではありますけど

勝手に止められると、いくら外は暖かいとはいえ、むっとする。 ウチの暖房なんだから、あたしに調節させてよ。

夜は夜で、普通に冷える日でも切られるし。

10時、か、9時半に消灯ならぬ消暖房であります。 その時間にはもう寝なさいってこと?

朝の6時ごろにはまた「ぱし・ぴし・ぴん」と音をたてながら暖かくなっていくわけですが。

音がするのは、熱の変化で鉄のパネルが膨張・収縮するからなのであります。 別に家にスイッチの類があるわけではありません。

まさか零下20度の日々でも、夜は暖房切っちゃうわけじゃないでしょうね? 不安だ。

・・・

考えたら不安がらなくてもいいんだわー。 わはは。

今月末にはまた引越しじゃー。 今度はアパートから出て一軒屋ー。 今のとこより1km、中心街から離れてしまうけれど、駐車のスペースは余裕が(今より)あるし、暖房は電気なので自分のところで調節できるー。 わはは。 

わははー。 

暖房がちゃんと効けば、だ。

こちとらが最初の入居者なんで、住んでみたらあれが駄目、これが動かーん! 暖房効かないーっ! ってリスクもあるのである。

おまけに、まだ内装工事も済んでない。 あと10日弱でなんとかなるんでしょうか? 

もうお祈りしちゃうよ。 せめてバスルームとベッドと、階段の手すり(ベッドルームのある最上階は必需。踊り場がいまスカスカで、ねぼけてトイレに行くついでに落ちそうな状態)だけでも完成していて欲しい。 

お祈りっていえば

ここはマケドニア正教なんざんす。 ギリシャ・ロシア正教と殆ど同じ。  あと、イスラム教徒もかなりいます。

そういや、そろそろラマダンなんですな?




ぺシャワール会ものぞいてみてください。アフガニスタン難民を助けています。月に2000円で、お腹が一杯になるんです。

とはいえ、なんだか途上国への援助って、もうやめたら・・・と思い出しているわたくし。 カンボジアも、アフガニスタンも。 貧者を見殺しにするのか? という声もありますが、なんだか脱力しちゃいますがな、その「援助」がどこに流れていくかと見聞きすると。 実際に役に立つモノ(中古の衣料とか、文房具とか、地味な援助ね)は送っても政府が喜ばず、歓迎されるのはどうにでも途中でごまかせる援助金とか、大型プロジェクト、とかそんなんばっか。 

援助されて当然って顔するな! 自分で立て! 働け! ベンツなんか乗ってるな! ってよく思うんですけどね。

マケドニアは、やっぱりヨーロッパなんだなって感じます。 基本的に、みんな働く。 共産圏瓦解のショック(とユーゴスラビア解体のショック)からの立ち直りが未だ必要ではありますが、一部アジアやアフリカの貧困とは一線を明らかに画しております。 それでも汚職はやっぱりあるようですがね。




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