PHIMEANAKAS

日記の帯。わたくしが描いたの。Phimeanakasって,アンコール遺跡の一つです。天上の宮殿と謂う。


12月14日


ああ、忙しかった。

ここ2週間ばかり、イベントが多くてナニやら忙しく。 今は落ちついたところ。 クリスマスも新年もまだちょっとは先ですが、その頃はみんなプノンペンから出かけてしまったり、家族団欒を楽しんだりする計画が多いので、「みなでなにかやる」のは12月前半に集中するわけです。

とはいえ、これは主に外国人コミュニティの話で。 カンボジア人には、クリスマスも新年もあまり関係ないのであった。 彼らの新年は、4月のカンボジア正月だから、カレンダー上の1月1日はよくある祝日の一つ、にとどまるのであります。

最近何があったかなあ、カンボジア。

あ、そうだ、バイク泥棒が怒った野次馬に囲まれて、殴り殺されちゃった。 これ、2件。 同情する気にもなれないし、法制度が結構いいかげんで警察も頼りにならないこの国で、犯罪者がリンチにかけられるのって、分からないでもないけれど。 昔の西部劇みたいだな。 「犯罪者」をみんなして殴る・蹴るのって、正義の名をかりた単なる気晴らし、欲求不満解消でもありそうだけど。 どうせ悪い奴だから、殺しちゃってもかまわないって。 

カンボジア人は基本的におとなしく優しい(クメールの微笑み、だもんね)とはいいますが、いきなり残虐にもなります。 目には目を。 田舎で交通事故を起こした知人が、村人に殺されるかと思ったって。 人が死ぬのなんてしょっちゅうだし、殺すのもなんだか簡単な話なんだ、ここは。

あとはー。あ、日本国外で性的犯罪を犯した人間も、逮捕されるようになったのよね。 この前カンボジアで14歳の子を相手に性交渉をもったとやらの男性が、日本で起訴されてたな。 売春に来ようなんて考えてる不埒な方は、ご用心。 考え直した方がいいっすよ。 日本人だけじゃなく、欧米人もよくここで捕まってる。 もー、新聞に日本人男性が売春で捕まったなんて載るたんびに恥ずかしいんだから、やめてちょーだい。

まークリスマスくらい、その辺のホテルでディナー? と思わないではありませんが

Cambodianaのディナーが、1人45ドルだったかな。 Le Royalのは確か70ドルくらい。 税・サ別。 日本だったらまあ、ありがちな値段だけどさ、ここ、カンボジアでっせ。 これ、カンボジア人1ヶ月の給料。 うーむ。 それを思うとねえ。 スーパーでもちょっと大量に買い物すると、100ドルくらい払うことがあるのですが、レジの女の子はどんな気がするのやら? と思わないでもありません。 ま、慣れてるかな。 考えて見れば日本のブランドショップの店員だって、自分が沢山買えるほどお給料もらってるわけでもないだろうし。  

ま、まずはこの前くじで当たったレストランTOPAZの昼食でもとりながら、考えることにいたします。(いやー、くじ運悪い私としては破格の当たりであった。ほんとはエステの券か、ルビーのイヤリングがいいな、と思っていたのだが、文句は言うまい)

うちでシュトーレン(ドイツ風クリスマスケーキ)と、クッキーは焼く予定だけど、あとは、しらん。 友達6人集めてターキーディナーに繰り出す、という手もあるが、七面鳥。 それほど食べたいわけでもないのであった。 ほんとは、生ガキが食べたい。 やってるレストランもあるけど、怖くて食べられなーい。 この前お寿司にのってたサバで、ちょっと赤いぶつぶつが出ちゃったし。 カキはもう3回あたってるし。 でも、キライにならないの。

あ。おせち? うちはナンにもしません。 気が向いたらお雑煮くらいは作るかも。 おもちは手にはいるのじゃ。


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